嵐電沿線協働緑化プロジェクト活動情況

この9月から12月までの主な活動は次の通りでした。

  1. 京北森林組合からのプランター用の桧の材料の購入。
  2. 6台の雨水タンクの設置。西院駅、宇多野駅、御室仁和寺駅、常磐駅、車折神社駅、鳴滝駅
  3. プランター用の桧へ宇治田原町産の柿渋の塗料の塗布。(主に、御室小学校と蜂ケ岡中学校にて)
  4. 28台のプランターの製作。(主に、上記2校で)
  5. 御室小学校での総合的な学習の時間の授業。2日で4時間分行いました。
  6. 蜂ケ岡中学校の環境委員会との協働作業。柿渋の塗布、プランター作り作業。

木質プランターづくりで考えること

 この度の嵐電沿線 協働緑化プロジェクトのプランターづくりは、どのようものを、どのような材料を何処から調達し、どこで作るかなどを十分な検討期間も無く、走りながらやってきました。
  最初は、山で木を間伐し、製材して作ること。またはプランターは市販のプラスティク製品を入れる木製の枠づくりを頭に描いていました。
 嵐電本社での検討会で胡瓜、茄子でもつくれる土の深いもの、雨水タンクの容量とプランターの整合性はどうか。との意見をお聞きし簡単な図面を描いた。その後京北森林組合から材料を入手し、試作の後に関係する方に見てもらいました。その結果、材料の使用量が多く、組み立てにも手間が掛かるため、構造の変更と組み立てやすい冶具をつくりました。これにより御室小学校の3年生、蜂が丘中学校の生徒さんにでも作っていただくことができました。
 私達は環境という視点から活動をしているため、大量生産・大量消費が気候変動を起こしていることを、この簡単な構造のものでも考えることが数多くあることに気づきました。
 そのため、そのため次のような課題があり、その解決を考えました。

 
  1. できるだけ長く持たせるため防腐処理を行う。しかも化学物質の使わない条件から昔からある柿渋を使用。
  2. 比較的深い土壌のため、はじけない構造。
  3. 製作コストを抑えるため、使用材料の種類は少なく、異なる寸法のものは少なくし集約する。組み立て時間を少なくするための冶具の製作。
  4. タンクに溜まった限られた雨水と言う資源をプランター内にできるだけ長く持たせ、しかも植物の根腐れを起こさないようにするには排水穴などをどうすれば良いか。
  5. その他、設置箇所の方々に興味を持って水やりをしていただくこと。

 これらのことは、今後使ってみて調査し、バージョンアップする必要性が考えられるため、関係していただく方々のご協力をお願いします。
 これらの先には、都会のなかで雨水タンクと木製のプランターを組み合わせて都市型菜園づくりが行えます。また、数多くの雨水を溜めることによって、都市型洪水の緩和に役立ち、しかも都市と森林地域を結ぶ一つになるのではないかと夢が膨らんできたような気がしてきました。

(薗田 登 記)
京北森林組合の工場と山々
京北森林組合の工場と山々
京北森林組合の工場と山々
御室仁和寺駅に置かれたプランター
蜂ケ岡中学校でのプランター作り
蜂ケ岡中学校でのプランター作り

NPO法人 京都・雨水の会
京都市山科区御陵封ジ山町3の52
E-mail mail@amamizu.org

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